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商品名 : ワトー風恋人図プレート
出品者 : 稀覯逸品Retreat  [出品一覧] [店舗情報]
URL : http://www.hamq.jp/i.cfm?i=marcos123
価格 : 280,000
登録日 : 2007/01/23
: ドイツ
状態 : 非常に良い
: 23センチ
製造年 : 1850年頃
カテゴリー
西洋アンティーク > 陶磁器 > プレート
商品コメント
ウロコ模様の<ワトー風の恋人図>です。

ワトーWatteauとはフランスの宮廷画家アントワーヌ ワトー(1684-1721)のことです.彼は37歳という若さで急逝してしまう夭折の画家です。若い時からその才能を認められ、1717年アカデミーの準会員に推挙され、フランスの宮廷に認められます。この年に発表された「シテール島への船出」は、それまでの歴史画や宗教画にはない画期的なものでした。彼は人物をそれまでの屋内から野外に出し、田園に集い愛を語り合う若い男女などを題材に絵を描いたのでした。この作風は「フェイト・ギャラント=雅の宴」と呼ばれ、絵画の一ジャンルを形成したのです。こうした絵画は後のブーシェやフラゴナールなどに受け継がれ、所謂ロココ様式を完成させました。
このようなロココ絵画は、当時文化の中心であったフランスから、急速にヨーロッパ全土に広まりました。これは主に「銅版画」の普及によるものであり、マイセンでも絵付けの見本用に大量の銅版画を購入しています。これらは、新しい流行の波に乗り、マイセンの絵付師たちの格好のモチーフとなりました。
以来、公園や屋外で貴族の恋人が語らって入るようなモチーフはマイセンの人物画として重要なレパートリーになったのです。現在ではこれを「ワトー風の絵付け」と呼んでいますが、マイセンの中でも最高にステータスの高い絵付けです。

特に19世紀の半ばからロココ様式が再認識され富裕層の中で大流行します。新興富裕層は昔の王侯貴族の持ち物を熱烈に欲し、お金にいとめをつけませんでした。19世紀の絵付け技術は格段に進歩しており、正に絵画のように細密に絵付けする事さえ可能だったのです。その結果、この時期の「ワトー風の絵付け」は、最高の水準に達したのです。本作は、間違いなくこの例の一つでしょう。現在作られている製品にもワトー絵の碗皿等が有りますが一客35万円という考えられない値段がつけられています。そしてそのワトー絵は残念ながらアンティークとはまるで比較にならない出来なのです。その意味でも華麗なる19世紀マイセンの姿をそのまま残していると言えます。〈ワトーはヴァトーと発音される場合も有ります〉
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