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商品名 : 月光の下のプシュケ
出品者 : 稀覯逸品Retreat  [出品一覧] [店舗情報]
URL : http://www.k5.dion.ne.jp/~retreat/
価格 : 1,250,000
登録日 : 2007/04/06
サイズ : 額403ミリx373
: ドイツ
状態 : 非常に良い
製造年 : 1901年
カテゴリー
西洋アンティーク > 陶磁器 > その他
商品コメント
【エロスを待つ月光の下のプシュケ】
 ベルリンKPM窯1901年製作と思われる陶板


【プシュケとアムール】はルーブル美術館の展示作品の中でも一際人気のある絵画です。この陶板に美しく描かれたプシュケのお話をしましょう。
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 プシュケは愛の女神アフロディーテを嫉妬させるほど美しい女性だった。アフロディーテは息子のエロス【=アムール】にプシュケが最も醜い男と恋に堕ちる様に金の矢で射るように命じた。【現代の愛のキューピットの原話】しかしエロスはプシュケのあまりの美しさに見蕩れているうちに誤って金の矢で自分の指を傷つけてしまい、たちまち自身がプシュケに恋してしまった。それ以来プシュケに思いを寄せる男は誰もいなくなった。
 プシュケの二人の姉は他国の王に嫁ぎ幸せな結婚をしていたが、プシュケを心配した父でもある王はアポロンの神託を受けることにした。その神託は、夫になる怪物の待つ山の頂上にプシュケを置き去りにせよというものだった。両親は驚き悲しんだが、プシュケは神の意思には逆らうことは出来ないと心を決めて山頂に立った。すると”西の風”に優しく包まれ、それは美しい花の園に運ばれていった。
 ある夜エロスが現れプシュケを優しく愛した。プシュケは毎夜池の傍でエロスを待った。しかしエロスは決して自分の顔をプシュケに見せようとしなかった。幸せに浸っているプシュケに嫉妬した二人の姉は、神託が真実かどうか確かめるため夫の顔を見るようプシュケを唆(そそのか)した。ある夜、プシュケはランプを手に寝入っているエロスに近寄り、顔を見た。そこには想像していた醜い怪物とは違う、純白の翼をもつ美青年、愛の神エロスが眠っていた。呆然としているプシュケが持つランプの油がエロスの肩に滴り落ち、エロスははっと目醒めた。エロスは何も言わずにプシュケのもとから飛び去り、美しい花園や魅惑の宮殿は一瞬のうちに跡形もなく消え去り、プシュケは元の場所に独り取り残されていた。
プシュケの姉達はエロスが自分達のどちらかと恋に落ちるのではないかと考えた。二人はプシュケと同じように山頂に登って”西の風”を待った。しかし、
”西の風”に優しく運ばれるはずが、二人は死の谷底にまっしぐらに落ちていったのだった。それは妹を裏切った当然の酬いであった。
 プシュケはエロスの愛を取り戻す決心をし、デメテル(農業・結婚・社会秩序の女神)の神殿を訪れた。そこには様々の穀物がそこら中に散らばっていた。プシュケはきちんと片付けようと決心した。一生懸命に働くプシュケを見たデミテルは”エロスの愛を取り戻したいなら母のアフロディーテに祝福されなければならない”とプシュケに告げた。アフロディーテはプシュケを怒りをもって迎え、沢山の仕事を次から次へと命じるのだった。
 プシュケがその仕事を全てやり遂げた後、エロスはゼウスにプシュケとの結婚の祝福と援助を嘆願した。ゼウスはアフロディーテに二人の結婚を祝福することを納得させる。プシュケは不死の薬を与えられ天界に戻ることを許され、その後エロスや神々と幸せに暮らすのであった。

※敢えてベルリンKPM窯1901年製作と思われるとしたのは本作は筆致から外絵付けの可能性があるとの判断をしたからです。陶板サイズ縦約205ミリ横175ミリ、額サイズ縦約403ミリ横373ミリです。ペインターのサインは有りますがKPMの登録されたペインターか否かははっきりしません。

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